エピソード・インデックス
 
アメリカでの髪のトラブル実例集  たかが水されど水  ファーストフードでの注文の仕方  アメリカ人は一日に何食食べるか?  ヨーロッパ人のアメリカ人に対する印象は?  国際電話で友人を失った?  フランス人の美的価値観

■ -アメリカでの髪のトラブル実例集-
パーマ液や染色液の表示には必ず眼を通す事!様々な人種が暮らすアメリカでは、パーマ液や髪を染める液体、一つにも白人用、黒人用など種類が分かれています。日本人は注意書きにアジア系と書かれている物を使用するのがベストですが、中には記載されていないケースもあります。どうしても自分で使用したいという時は白人用を購入しましょう。友人で「私は髪質が硬くて、太いから黒人用を使ってみる」といった人がいましたが経験上、黒人用の物は日本人には強すぎます。その友人は、美容院に駆け込み手当てを受けましたが、しばらくは泣いていました。必ずしも全てのケースに当てはまるというわけではないけど、十分注意しましょう。 

■ -たかが水されど水?-
大学の寮での話です。毎日シャワーを使用していたのですが「友人に髪を染めたの?」と聞かれました。「???私は髪を染めた事など無いし、鏡で毎日自分の髪を見ているし、染まった所などないじゃん」と思っていたら、友人が「後頭部の一部が茶色くなっているよ」と教えてくれました。友達も私が変な染め方をするなあと思い聞いてきたそうです。私の知らない間に、ウズの少し後ろのあたりだけが茶色く染まっていました。原因を色々聞いたのですが、シャワーの水質が怪しいと言われました。学期が変わって寮を出た所、自然と髪も黒く戻りました。

■ -アメリカやヨーロッパでのファーストフードの注文の仕方-
慣れれば、日本よりずっと簡単!セット・メニューが写真と番号で書いてあるので、「No1 PleaseとかNo5 Please」とカウンターかドライブスルーで注文すればいいだけです。次に飲み物の種類を聞かれるので「Coke Please(コカコーラの場合)とかIce Tea Please」と伝えます。さて、最後に「Here?(店内で食べますか?) or To go?(お持ち帰りですか?)」と聞かれるので、希望の方を応えます。ファースト・フードのお店で「I would like to .........」と注文するのは、決して間違いではないのですが、後ろに人がいる場合や回転率を良くするためにそうやって注文する人は多くはありません。特に混んでいるお店では店員も注文を早くしてくれる方が喜びます。
日本人はStrawberryとBananaとVanillaは発音を練習しておいた方が無難かな?」Fried PotatoはFrench Fryといいます。フランスの友人に聞いた所、正確にはFrench Fryを作り始めたのはベルギー人が最初だとのことです。ケンタッキー・フライド・チキンはアメリカでは「KFC」と書かれているケースと発音も「ケ−エフ・シー」と呼ぶ方が多いです。ダイエット大国?アメリカらしく「フライド」と聞くと、消費者がヘビーなイメージを持つというので、苦心の策で「ケ−エフ・シー」と呼ぶようにしているそうです。

■ -アメリカ人は1日に何食食べるのか?-
アメリカは1日3食ですが、間食を含めると1日5食分のカロリーを平均摂取しています。国民の半数以上がダイエットが必要だと認識しているのも、納得です。私と同期の日本人女性の殆ど全てが寮での食生活に馴染めず。最初のセメスターで体重が増えたと苦しんでいました。夏休みに日本に帰ると自然と体重が減り、またアメリカに来て増えるというパターンを繰り返しているメンバーも何人かいました。「寮での食事が不味い」とカフェテリアのアイスクリームを主食?にしていた日本人女性が3ヶ月で体重が10キロ増え、顔の輪郭が変わってしまった人もいました。その後、彼女は寮を出て自炊生活を始め体重も元に戻りました。アメリカ人の友人が夕食にピザを山ほど食べながらダイエット・ペプシを飲んでいるので「今日はヘルシーな食事だ」と言っていたのは、「日米文化の溝は深すぎる!」と痛感した瞬間でした。

■ -ヨーロッパ人のアメリカ人に対する印象は?-
スイスにあるアメリカの大学に留学していた時の話です。ある夜、イタリア人、フランス人、ドイツ人の友人と夕食の話題に「ステレオ・タイプのアメリカ人の印象が話題になりました」彼らが口を揃えて言うのは「アメリカ人はデブで、声が大きくて、態度が横暴だ!」でした。ちなみに友人達はアメリカの大学に通っているし、アメリカ人の友達も多く、アメリカの文化が大好きな連中です。フランス人の友達が「もし、日本の路上でいきなり英語でExcuse me.  Do you speak English?などと、話し掛けられたら、お前ならどう思う?」と聞いてきました。「実際、そういうケースはよくあるし、ほとんどの日本人はNo EnglishとかI do not speak English」と対応すると応えました。なかには「ここは日本なんだから日本語を話せよ」と思う人もいると言った所、フランス、ドイツ、イタリア人が「そのとおり!」と口を揃えて言ったのが今でも忘れられません。その夜、ヨーロッパの友人から全ての日本人の皆さんへというメッセージを私はもらいました!!!「外国に行ったら、最低限のマナーを守ってほしいと」具体的には「外国人が外国に行ったら、その国の言葉が話せないのは当たり前の事。何ら恥ずべき事じゃない。大切なのは最初の挨拶だけでも現地の国の言葉で話す礼儀が必要。発音が悪くたってかまわないし、文法なんて気にもするなと」のこと。ごく当たり前の事なんですけどね。それができないのが「アメリカ人だ!」とその夜はその話題で持ちっきりでした。
実際私も「フランスやイタリアに行った時に、この忠告を守って最初の言葉だけでも、現地の言葉を使った所、あの気難しいフランス人ですら、私には対応良くしてくれました。」勿論、全ての人にこのケースが当てはまるわけではないけど、私の伝えたい事は判ってくれたと思います。
ヨーロッパに住み始めると同じ白人でもアメリカ人とヨーロッパ人の区別は容易に出来るようになってきます。黒人の人々もアメリカとヨーロッパの人では随分違いがありますよ。ヨーロッパには現在も良い意味でも悪い意味でも階級社会が残っています。階級によって、着る服装、行く場所、考え方、マナー、話し方が違います。それらが、判ってくるとヨーロッパでの生活が何倍にも楽しめるようになってきます。

■ -国際電話で友人を失った?-
今では笑い話に使っているのですが、私の知り合いがアメリカに留学し始めた頃、英語も上手く話せないし、友達もあまりいない、寂しさのあまり、日本の友達に国際電話をしていたというのは、よく聞く話。ただ一つだけ話しの内容で違うのが、日本にいる友人にコレクト・コールをしていたという点!もう何故、その知り合いが友人を失ったか判った人も多いと思うけど、日本への国際電話でコレクト・コールを使用するが一番割高です。日本の国際電話を受けた相手も、オペレーターが英語で話している内容はチンプンカンプン。唯一理解した言葉が「友人の名前!」「ひょっとして、友人に何かあったのかも?」と心配するのが人情ってもんでしょう。なんせ、生まれて初めての英語のオペレーターからの電話なんだから。何だか良くわからないうちに「Yes」を言ってしまい、コレクト・コール成立!かくして無事に国際電話で友人からの近況報告を聞き、お互い無事を確かめあったのは良いんだけど、良くないのが翌月の日本の友人の電話代の請求書!オペレーターへの手数料と電話代が加算されて、前代未聞の請求書を受け取った日本の友人が何と二桁にのぼったのは後の祭りでした。その後、アメリカからの友人の電話には二度とでなかったのは当然の結果?
P.S.ちなみに英語でオペレーターらしき人から電話がかかってきた時は、冷静に「Japanese Operator Please」と言って電話を切ると、日本のオペレーターがすぐに電話を、かけなおしてきます。

■ -フランス人の美的価値観-

アメリカから友人が休みを利用して訪ねてきたおり、「どこか変わった所が見てみたい」と言うのでパリの地下に張り巡らされている下水道を見学できる場所に案内しました。私もそこを訪れるのは始めてだったので楽しみだったのですが、第一印象は臭いが・・・・でした。下水道見学なので、奇麗な場所を期待はしてなかったけど、すごい臭いでした。それでも、5分もしないうちに臭いは気にならなくなってしまいました。下水道で働いている人がガイドを勤めてくれましたが、その人が嘆いていたのは「パリジャンはゴミをごみ箱にいれない」と言っていました。下水には汚水のみだけでなく、ペットボトル、空缶や紙くずetcが毎日大量に含まれており、それらを取り除くのは大変な重労働だなあというのは私にも容易に想像できました。パリに住み始めて印象的だったのは、ゴミのポイ捨てが非常に多いのと、イヌの汚物が至る所に散乱している事でした。アメリカもヨーロッパも日本の様に地域の住人が自分達の家の周りを奇麗に清掃するという習慣はありません。街を奇麗にするのはプロの清掃人がやるものという意識が徹底しています。パリのカフェで小奇麗な格好をした紳士・淑女がタバコのパッケージや吸い殻を道端に平気で投げ捨てている光景には今でも馴染めません。特に下水道の見学をしてからは、清掃人の方々の苦労を思うととてもゴミをそこら中に投げ捨てるなんていう事は出来ません。

大学の近所では毎週月曜日に紙のリサイクルの為の回収作業を行なっていますが、同じ区内でも私が住んでいる地域では回収作業はおこなっていません。アパートの管理人に尋ねた所「以前はこの近所でもやっていたんだが、ゴミを出すのに2倍の手間がかかる」という事で回収作業は廃止してしまったとのことでした!私は今でも紙を月曜日には学校の近くまで自分で運んでいます。ヨーロッパの人々の犬好きは有名ですが、フランス人の犬の汚物の後始末は最低としか表現のしようがありません。私がパリに住み始めた頃に友達のフランス人からのアドバスが「上を向いて歩くな、下には何が落ちているかわからないぞ!」でした。ニューヨークでは犬の汚物の放置は罰金が科せられます。フランスでもその様な法律は存在はしているらしいのですが、厳守はされていません。以前、テレビのニュースでレポーターが犬の汚物の後始末を徹底する為、法律を改定するように国会議員に尋ねていましたが、国会議員は「失業問題、景気改善、人種問題などが先」と全く気にもしていませんでした。彼らのように車から車で移動する人々は庶民の問題は気にもしていない様子でした。同じヨーロッパでもドイツ・スイス・北欧では世界でも最先端の環境問題に取り組んでいるのにフランスは一部の環境問題には対応していますが、全体的には日本よりもはるかに遅れているというのが私の率直な印象です。フランス人も世界的に著名な美術館・芸術産業ばかりを自慢するのではなく、もう少し現実的な問題にも感心をもって欲しいものです

 
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